基本情報
- 書籍タイトル:アドラー心理学×子育て すべての子どもに居場所を
- 著者名:岸見一郎
- 出版社:朝日新聞出版
- 発売年:2020年
書籍概要
本書は、アドラー心理学をベースにした子育て論でありながら、家庭にとどまらず教育現場や社会とのつながりを視野に入れた広がりのある内容になっています。いじめ、不登校、家庭内不和といった現代的な課題に対して、「子どもにとっての“居場所”とは何か」を問う姿勢が貫かれており、多くの読者に深い共感と気づきを与えています。
「褒める」でも「叱る」でもないアプローチとして「尊敬」「勇気づけ」「共同体感覚」を丁寧に解説し、子どもが自らの人生を生きる力を育む関わり方を具体的に示しています。親や教育関係者、すべての子どもに関わる人におすすめの一冊です。
著者紹介
岸見一郎
哲学者・アドラー心理学研究家。長年にわたり教育・家庭・社会の場でアドラー心理学を広める活動を展開。著作多数。
この本で学べること(おすすめポイント)
- 子どもに「居場所」を与える視点と思考法
- 教育や家庭での尊敬と信頼の関係づくり
- 不登校やいじめへの対応に必要な心理的理解
- 「勇気づけ」の本質とその応用例
- 社会の一員としての自覚を育てる支援法
口コミ
- 「子どもの行動の裏にあるメッセージに気づけた」
- 「教育者としても親としても、多くの学びがあった」
- 「子どもを変える前に、まず大人が変わる必要があると実感」