略歴
岸見一郎氏は、日本の哲学者・アドラー心理学研究者。1956年奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(西洋哲学専攻)修了。古代ギリシア哲学、特にプラトン思想を専門とする一方で、アドラー心理学の理論に出会い、その思想性と哲学的深さに魅了され、研究と普及に尽力するようになります。
アドラー心理学を哲学の視点から読み解くというスタンスを貫き、「人は変われるか?」「どう生きるか?」という人生の根本問題に対する実践的回答としてアドラーの思想を紹介。2013年に古賀史健氏との共著『嫌われる勇気』を発表し、同書は国内外でベストセラーに。哲学と心理学の融合的対話形式が評価され、現代人の生きづらさへの処方箋として注目を集めました。
現在も講演活動や執筆を精力的に行い、アドラー心理学の本質的理解と、実生活への応用の両面から読者をサポートし続けています。
代表作
- 『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)
その他の著作
- 『幸せになる勇気』
- 『アドラー心理学入門』
- 『アドラー心理学を語る』
- 『生きる勇気とは何か アドラーの教え』
- 『なぜ「話が通じない」のか』
- 『アドラーに学ぶ 幸せに生きる勇気』 など